ご挨拶
当社は、「消費者目線による集荷販売を本旨とする卸売事業」、「顧客ニーズに対応した保管から流通加工・配送に対応する冷蔵部門」を両輪に卸売市場を運営しております。
営業部門では生産者の方たちとの双方向の情報発信を大切にして消費者に喜んでいただける水産物を集荷し、魚を召し上がる一人ひとりに喜んでいただける商品の販売を心がけています。また、冷蔵部門では従来型の入出庫・在庫管理を行う冷蔵倉庫だけでなく、顧客のニーズに対応した保管から流通加工・分荷、配送を行える機能を備えた物流センターも保有しています。
埼玉県魚市場では卸売事業・冷蔵事業・市場運営事業の3つの事業に加え、関連会社も含めると多様な事業を行っています。当社が目指す市場の姿は「消費者の姿が見える市場・何でもできる市場」です。交通の要衝となる立地条件を最大限に活かし、これまでの北関東だけでなく、周辺市場のハブ市場として関東全域の物流拠点を目指してまいります。
企業理念・ビジョン
当社は市場開設者としての市場管理部門、主力事業である卸売部門、その他にも冷蔵部門や荷役部門の関連会社を一体的に運営しています。これら各事業部門のシナジー効果により当市場を活性化させ、全てのステークホルダーの信頼と市場価値を高めてまいります。
会社概要
商 号 | 株式会社 埼玉県魚市場 |
所在地 | 埼玉県さいたま市北区吉野町2丁目226番地1 |
資本金 | 1億円 |
主な株主 | 東都水産株式会社 |
主な取引銀行 | 埼玉りそな銀行宮原支店
武蔵野銀行宮原支店 みずほ銀行大宮支店 足利銀行大宮支店 |
決算期 | 年1回 3月 |
年 商 | 157億2400万円 |
従業員 | 男子69名・女子10名・総員79名(令和6年7月現在) |
適格請求書発行事業者番号 | T1030001003411 |
沿 革
昭和43年10月 | 旧大宮市大成町4丁目335番地で株式会社大宮水産品センターとして設立 |
昭和45年4月 | 株式会社埼玉県水産物卸売市場と商号変更 |
昭和48年6月 | 旧大宮市吉野町2丁目226番地1へ移転 |
昭和48年10月 | 水産物卸売市場を開場 |
平成14年4月 | 株式会社埼玉県魚市場を吸収合併し株式会社埼玉県魚市場と商号変更 |
平成18年3月 | 東都水産株式会社の簡易株式交換による完全子会社化 |
平成30年3月 | 物流センター竣工 |
令和2年3月 | 川越水産市場株式会社を吸収合併 |
事業紹介
- 卸売部門
- 当社の卸売事業部門は埼玉県を中心に北関東全域に販売網を展開し、皆様の食卓に生鮮食料品を供給する役割を担っています。大物(マグロ)・鮮魚・特種(貝類などすし種)・冷凍(冷凍魚)・塩魚合物(干物鮭鱒類)・加工品(練り物など加工品全般)・推進企画(量販対応及び新規アイテムの提案)の7つの部署が国内のみならず世界各地から食料品を集荷し、仲卸・量販店などに販売しています。取引条件につきましてはこちらにてご確認下さい。
- 管理部門
- 管理部門では市場開設者として施設・設備の維持管理や市場運営業務(市場のルール策定・仲卸などの市場関係事業者の申請・承認等)を行っています。また、市場全体を盛り上げるため、市場に進出される方の誘致・広報活動や市場見学、食育の提案にも取り組んでいます。食品の安定供給と食の安心・安全を施設・設備などのハード面から守っています。