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せりについて

「せり」とは、売主(卸売業者)のせり人が卸売場で、公開の方法により多くの買い手(仲卸業者や売買参加者)に競争で値をつけさせて、最高の値をつけた人に売る取引方法です。

マグロ1本=およそ6秒

振鈴を合図に、それまで下見(下付)をしていた買い手がいっせいにせり台に並びます。卸売業者のせり人の呼びかけに応じて、買い手が「手やり」で値段を示していきます。
「荷主(にぬし、各浜の出荷者)」から魚の販売をまかされた「卸売業者」と、その卸売業者から魚を買う「仲卸業者」などによって行われます。
当市場でも日本だけでなく世界各国から集められたマグロが毎日せりにかけられています。 仲卸業者は1キロ当たりの値段(ねだん)を「手やり」というサインで示し、せり人は同時に何人ものサインを読み取らなければなりません。

誰よりも高い値段をつけた人がマグロを買うことができます。マグロ1本がせり落とされる平均時間は、およそ6秒。なお、一言でマグロといっても種類があるので数ヵ所に分かれておこなわれます。どちらも魚の鮮度を落とさないために、短い時間で行うためのものです。

手やり

買い手が購入したい品物の値段や数量を指で示すこと。
この「手やり」を行うことで大勢の買い手がいる場合も素早く確認が出来るようになります。手で1から9の数字を表します。

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