オゾン層の破壊や地球温暖化の影響が指摘されているフロンガス。
1987年に採択(以降、段階的に規制を強化)されたオゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書により、日本はHCFCの使用を段階的に減らし、2020年には、実質的にHCFCの使用が不可能になりました。

そこで埼玉県魚市場では所有する冷蔵庫の冷凍機を段階的に省エネ効果の高い自然冷媒(NH3/CO2)に更新して参りました。

この度、環境省の令和4年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金『脱フロン・低炭素社会の早期実現のための省エネ型自然冷媒機器導入加速化事業』を活用し、第一冷蔵庫の冷凍設備更新工事が完了したことにより当社の自然冷媒導入率が100%(一部セミ超低温庫を除く)となりました。

これにより従来の冷凍設備に比べ消費電力量の減少、二酸化炭素排出削減効果が期待されます。
今後も地球温暖化対策、環境への取り組みを続けて参ります。