本日、魚市場にて避難訓練及び消防訓練を実施しました。
当社の従業員だけでなく、仲卸の方々にも参加していただき、
いざという時の被害を最小限に抑えるために様々なことを体験していただきました。
まず最初に行ったのは消火器の使用方法で、水が出る消火器を使って体験をしました。
消火器は噴射した際に止められるもの(メモリ有)と噴射すると15秒間出続けるものに分かれているそうです。
後者のほうだと用意した際に噴射してしまって
消火活動を始めた時には消火器が空になってしまったということもあるそうなので、
使用する際は慌てるかもしれませんが、気をつけてください😖
次に行ったのは煙の体験です。
火事が起こってしまった場合は煙が多くなってしまい、視界も妨げられます。
また、火事の際の被害の多くは火ではなく煙で起こることが多いそうです。
そのため、火事が起こった際には3つのポイントを思い出しましょう。
1.煙を吸わないように口元をハンカチやタオルで覆う
※ ない場合は手や袖で覆ってください
2.煙が上に溜まっていくため、低い姿勢で出口へ向かう
3.視界が妨げられているため、片手で壁を伝って歩く
3つ目に行ったのは地震の体験で、今回は震度7の体験をしました。
地震でも3つのポイントを思い出しましょう。
1.地震発生時は机や椅子の下に隠れる
※ 机の下に隠れた場合は椅子が自由に動いてしまう恐れがあるため、必ず椅子の脚を掴むこと
2.火を使用していた場合は消す
3.避難経路確保のため、玄関や窓を開ける
最後はAEDの使用方法の説明です。
埼玉県だと救急車を呼んでから実際に現場に着くまで平均で8分間かかるそうです。
その間何もしていないと助からなくなってしまう恐れがあるため、
怖がらずにAEDの使用をしましょう。
埼玉県魚市場ではAEDは事務所の北側玄関と第1冷蔵庫の事務所の2箇所に置いてあります。
また、助かるためにはAEDの使用だけではなく、胸骨圧迫と人工呼吸が必要となります。
この胸骨圧迫と人工呼吸は救急車が来るまで続けなくてはいけないそうですが、
効果的な胸骨圧迫を行うため、1人でずっと行うのではなく、2分間毎に交代しましょう
訓練の最後にはこのようなお話がありました。
平成29年の1年間で火災が304件、救急が67,404件、昨日(3/21)だけでも救急が162件あったそうです。
いつ、どの場所でこのような経験をするか分かりませんが、
訓練したことを忘れず、対応が出来るようにしていきたいと強く感じました。