タラバガニは名前から「カニ」の仲間と想像しますが、生物学上はヤドカリの仲間です。ですから、タラバガニの足は(外見的には)8本です。実はこのタラバガニ、は他のカニと同じく、足は10本あります。残りの2本の足は細く小さく甲羅の中に隠れていて、甲羅内の掃除をするなどして活躍しています。
日本で流通している95%のものはロシア産やアラスカ産等の輸入されたもので、北海道で獲れたものはごく僅かです。
北海道の漁期は、地域によって異なりますが、1月から5月と9月・10月。最北の地、稚内が水揚げ量日本一です。
北海道産のタラバガニは、オホーツク海の流氷が去る4月から5月に甘みが強くなるため、旬といわれていますが、産卵期でもあることから資源保護の観点から禁漁としている場合もあります。
また、脱皮後に殻が硬くなり、最も身入りが多くなる11月から2月を旬ということもあります。