特徴は全長約30cm。稜鱗(りょうりん)は大きく、側線の全体にあります。
マルアジなどのムロアジ属の魚と見間違えることもありますが、マアジの方が全体的にシルエットが丸くなっています。
尾のつけ根からゼンゴ(側線の稜鱗)という棘状の硬い鱗がありますが、全体に鱗は薄く、取りやすく、皮は薄くもろいです。骨はあまり硬くないとされています。
透明感のある白身で血合いはやや目立つとされています。熱を通しても硬く締まることがなく、大小にかかわらず食用となっています。
アジ科には多数の食用魚がありますが、その代表的なものとなっており、 単に「アジ」というとこのマアジのことを指します。
アジの名前の由来は「味」にあり、「味がいい」だといわれています。
産卵期が長いので日本各地で年間を通して美味しいものがとれます。
ただし、1番漁獲量が多く、最も脂がのっている時期は3月下旬から8月までとなっており、旬は春から夏にかけてとなっています。
栄養素はタンパク質、脂質が豊富とされていて、特にDHA・EPAは血液をサラサラにするため、動脈硬化や心臓病、脳血管障害を予防する働きがあります。他にも気持ちを安定させたり、アレルギー症状を和らげる効果もあります😊
そして、DHAは豊富記憶力・学習能力向上に役立つと考えられています😀
効率よくマアジの栄養を摂取するにはお刺身にして食べるのがおすすめです。
ぜひ旬のマアジを食べてみてください😍