今月の旬のおすすめは「秋鮭」です😊
分類上では主に「シロサケ」と呼ばれる種類ですが、
「秋鮭」はその中でも8月~12月に海で成長した鮭が河川に帰ってくるものを指します。
大きければ大きいほど、またメスよりもオスの方が脂が乗って美味しいとされています。
ここで、鮭の雌雄の簡単な見分け方をご紹介します。

  オス メス
口元 口元がしゃくれて尖っている。
歯は鋭い。
柔らかく丸い
脂ひれ 大きい 小さい
尾ひれ 切れこみが大きい 平ら

鮭を使った料理はたくさんありますが、
秋鮭は他の鮭と比べて比較的脂が少ないので、ムニエル塩焼等に適しています。
これからの季節は段々と寒くなってくるため、
北海道名産の「ちゃんちゃん焼き」石狩鍋として食べるのもおすすめです🥘
※天然の鮭は寄生虫の報告が多い魚です。特に生食の際にはご注意ください。

サーモンピンクと呼ばれる赤い色合いは、
餌の甲殻類(オキアミなど)に含まれているカルチノイド色素「アスタキサンチン」によるものです。
「アスタキサンチン」は近年、抗酸化物質として、疲労回復生活習慣病の予防改善美肌等の
効果が注目されています✨😃✨
化粧品やサプリメントにも広く活用されており、健康のためにも積極的に摂っていきたい栄養素です。

また、鮭は音が「栄える」に近く縁起が良いということで
関東地方の年取り魚(大晦日に食べる魚のこと)として消費されてきました。
海から遠い内陸部でも塩漬けした鮭を食していたことから、日本人には馴染み深い食材だということがわかります。

最近は猛暑も収まり、涼しくなってきたため、
是非この機会に、身体にも良く縁起も良い秋の味覚「秋鮭」を堪能してみてはいかがでしょうか🍂