アサリは3月から5月の春と9月から10月の秋に旬を迎えます。
産卵期が5月と10月にある為、産卵前のあさりは身が肥えてたくさんの栄養が詰まっていてとても美味しいです。
また、アサリ貝の模様は生息する場所によって異なりますが、殻の表面がザラザラしていて、茶と黒の模様が入り混じっているのが特徴です。
名前の由来としては諸説ありますが、2つ程紹介します。
1.「漁る(あさる)」から来ている説
「漁る」の意味は元々食料を求めて野山や海辺を探し回ること(求食=アサリ)です。
干潟を漁ると容易にとれる貝ということで「求食貝」となったというのが一般的です。
2.浅いところの砂にいる貝から来ている説
昔から砂の中にいる貝を「砂利(さり)」と言っていました。その「砂利」と「浅い」が合体して「浅利」となったという説があります。
また、漢字の「鯏」は砂に潜っていることから「利(利=土を掘り起こす)」を旁にあてたそうです。
食べ方としては酒蒸しや味噌汁、パスタやチャウダーの具など様々な食べ方があります。
美味しく食べるためには下ごしらえや保存のポイントがあります。
1.アサリの砂抜き
アサリの取れた場所の海水を使用するのが1番ですが、
水に塩を入れて海水程度の塩水を作り、冷暗所で置いておく
2.冷蔵保存は×
3.冷凍保存は砂抜きをしてから行う
4.冷凍アサリは凍ったまま加熱調理をする
調理のポイントとしては
1.食べる1時間前くらいに塩水から出しておく
2.加熱のし過ぎは身が痩せてしまう為、注意!
栄養の効果は貧血予防や肝機能の強化、血圧を下げる等がたくさんあります。
この美味しい時期に身体にいいこと尽くめの食材を食べてみてはいかがでしょうか。