今回ご紹介するのは「アナゴ」です。
アナゴは30以上の属と150以上の種が存在し、マアナゴ、ギンアナゴ、チンアナゴが有名です。
一般的に「アナゴ」というと「マアナゴ」を指しているので、
今回は「マアナゴ」について紹介していきます!

アナゴという名前の由来は、
狭い場所を好み生息することから「穴子」と呼ばれるようになったという説が有力です。
体長は雌で90cm、雄で40cm程になります。
アナゴ科の多くはいずれも色や形が似ており、細長い円筒状の体形となります。
体表に鱗は無く、ぬるぬるとした粘膜で覆われており、
外敵等に捕まった際にはこれを使って逃げます
この粘液には弱い毒がありますが、加熱することで食べることが出来ます。

ウナギと混同されることが多いので、簡単な見分け方をご紹介します!

アナゴ ウナギ
茶褐色 黒っぽい色
斑点 体の側面に白い斑点 なし
尾びれ 尖っている 丸い

アナゴはウナギと比べて栄養価の面では脂質等が半分程度になりますが、
よく回転寿司でも見かけるようにヘルシー安価であることが特徴です

調理法の定番はやはり煮穴子でしょう。これはおなじみですね
また、天ぷらや白焼きもアナゴ本来の味を楽しめるのでオススメです。
ただし、生のまま手に入れた場合、どの調理法もぬめりを取ることをお忘れなく

梅雨も明けて暑い日が続いていますが、
さっぱりとしたものを食べたくなった時には、是非召し上がってみてはいかがでしょうか♪