今回ご紹介するのは「クリガニ」です🦀
関東では見かける機会が少ない為、初めて聞いたという方も多いのではないでしょうか😆
クリガニはクリガニ科の一種で同じクリガニ科の仲間に毛ガニがいます。
見た目が似ていますが、クリガニの方がやや小ぶりです。
毛ガニは冬に見かけることが多いと思いますが、クリガニは初夏に水揚げされます。
また、広く「クリガニ」と呼ばれる種類は2種類で、「クリガニ」と「トゲクリガニ」がいます。
両者の違いを以下にまとめました。
クリガニ | トゲクリガニ | |
甲羅のトゲ〈目の間〉 | 4つがほぼ同じ大きさ | 真ん中2つが小さい |
産地 | 室蘭・根室・釧路・網走とさらに北のサハリン沿岸 ベーリング海~カリフォルニア北部沿岸 |
北海道西岸から津軽海峡三陸沿岸からさらに南 |
次に、クリガニの調理法についてご紹介します。
毛ガニの仲間なので、似た旨みを持っているのが特徴です。
それ故にクリガニは成長しても10cm程にしかならず、見た目は可食部があまり無いように見えますが、殻を剥くと中にはたっぷりとかにみそが詰まっています。
これを最大限活かす為に、味噌汁や茹で蟹🦀にすると良いでしょう。
茹でる際の注意点をご紹介します。
まず表面の汚れをたわし等を使って落とします。
次に、鍋に3%の塩水を作り、水の状態から蟹を茹でます。
こうすることで、蟹が自切するのを防ぎます。茹で時間は10~15分程度です。
念の為甲羅を下にして茹でると良いでしょう。
茹で上がったら甲羅を上にして、甲羅の尻部分に指をかけ、頭側へ剥がします。
すると甲羅と胴体の両方にかにみそが残っているので、このかにみそと身を混ぜて食べると絶品です😋
毛ガニよりも比較的安価に手に入る「クリガニ」、是非試してみてはいかがでしょうか🌟