明けましておめでとうございます
2019年の最初に紹介する旬の魚は『タラ』です!

冬の鍋の食材として欠かせないタラですが、
鱈の漁獲高はイワシと一、二を争う量で日本人には親しみのある魚です😊

タラを漢字で魚偏に雪と書くのは、
淡泊な身が雪のように白いことや、雪の降る頃に脂がのって美味しくなること、
初雪の後にとれ出すためなどが理由だと言われています。

また、タラは別表記で「大口魚」と書くほどに大食漢として知られています。
しかも単なる大食漢ではなく、
エサの種類も選ばずに何でも胃袋に詰め込み、
エサの代名詞のようなイワシカニエビなどの甲殻類や
ヤドカリ貝類といった堅いものまで食べてしまいます😳!!
ちなみに魚ならば、自分の体長の2/3くらいの大きさのものは
折りたたむようにして胃袋に入れてしまいますし、
以前には100種類もの魚介類が胃から出てきた例もあるほどの大食漢なのです!

種類は『真ダラ』『スケトウダラ』など約90種類が日本近海に住んでいて
北日本以北のやや深海に生息し、
外海を回游する沖鱈と回游しない根鱈(または磯鱈)とがいます。
日本近海のほか近似種が北大西洋に分布して、
北欧などの重要な魚類の一つとなっています。

タラのは薄く小さく取りやすくなっており、はやや強く厚みがあります。
は軟らかいです。
クセがなく、適度に繊維質の透明感のある白身で、
白濁するのが早く、熱を通しても硬く締まらないのが特徴です😊

食べ方は様々で、
棒鱈(マダラの干物)やチャンジャ、肝油などの加工品があります。
そしてタラ本体だけではなく、
マダラのオスの精巣が白子、スケソウダラの卵巣がタラコとなり流通しています。

タラは冷え性の方にとてもオススメな魚なので、お鍋にして寒い冬を乗り切りましょう💪