牡蠣料理と言われれば皆さん何を想像しますか?

生はもちろん網焼きや牡蠣鍋、フライにしても美味しいですよね。

牡蠣はその乳白色の色合いと、ミネラルやタウリンなどの栄養が豊富であることから別名「海のミルク」と呼ばれています。

 

旬は真牡蠣が3~4月、岩牡蠣が6~8月です。そのため「Rのつかない月はカキを食べない」と言われています。

スーパー等でも簡単に手に入る牡蠣ですが、生食用、加熱用の違いをご存知ですか?

鮮度の違いと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、実は獲れた海域または浄化方法によって区別されています。

 

正確には保健所の定める基準値より細菌が少なければ生食用。多いものは加熱用です。

牡蠣は一日に約300Lもの海水を吸い込みその栄養素で成長するため、海岸沿いの汚染された海域で獲れたものは、生で食べると食中毒の原因となってしまいます。

 

では加熱用は食べない方がいいのかと言えばそんなことはありません。むしろプランクトンの多い海岸沿いで獲れたものは栄養分も豊富でとても美味しくなります。

牡蠣を購入する際には、食べ方に合うものを選んで購入するようにしてくださいね。

 

そしてこの牡蠣という名前。諸説ありますが、岩からかき落とす、かき砕くなどの動作から「カキ」と名付けられたと言われています。